結論:色選びは「環境(街並み・日当たり)×素材(艶・質感)×将来(汚れ・退色)」の三点バランス。
豊川市は日照・黄砂・潮風・強風の影響が混在し、“映える色”より“保てる色”が満足度を左右します。
まずは中明度×低〜中彩度を軸に、アクセントで個性を足すのが失敗しにくい王道です。
1. 豊川市ならではの色選びリスクと対策
- 強い日差し・反射:夏季は白系がギラつきやすい → わずかにグレーを混ぜたオフホワイトへ
- 黄砂・花粉・土埃:春〜秋の汚れ付着 → 中間グレー・ベージュ・スモーキー系が目立ちにくい
- 潮風(沿岸・開けた地域):金属部の汚れ筋が見えやすい → 濃色は雨筋が目立つため要注意
- 強風・台風:雨筋が出やすい面(妻面・バルコニー下) → 鼻隠し・水切りの色を外壁より濃くして視覚的に隠す
2. “後悔しない”色決定の7ステップ
- 現状調査:サイディング目地・コーキング色、付帯色(雨樋/サッシ)を確認
- LRV(明度)を決める:外壁の明るさを先に決めると破綻しない
- ベース色を1つ選定(70〜80%面積)
- サブ色を1つ(玄関まわり・バルコニーなど15〜25%)
- 付帯色(破風・鼻隠し・樋・シャッターボックス等)を統一トーンで1色に集約
- A4以上の実板サンプルを外壁に当てて屋外で朝昼夕に確認
- 1m角の試し塗りで面積効果を最終チェック(見本より明るく見えるのが普通)
3. 色・艶・質感の相性表(迷ったらコレ)
| 仕上げ | 見え方の特徴 | 汚れ耐性 | 豊川市向けの使いどころ |
| 3分艶(低艶) | 反射少・上品 | ◯◯◯ | ベース色の王道。黄砂や雨筋が目立ちにくい |
| 5分艶(半艶) | 程よい艶・清潔感 | ◯◯◯◯ | 新築感アップ。濃色でも重くなりにくい |
| 艶消し(マット) | シック・落ち着き | ◯◯ | 汚れはやや付きやすい。淡〜中彩度で |
| 高艶 | 発色・撥水感 | ◯◯◯◯ | 付帯部に効果的。外壁全面はギラつき注意 |
4. 失敗しない“鉄板パレット”(外壁×付帯)
- オフホワイト(#E9E9E6)×ダークグレー付帯(#3A3A3A)
→ 明るさキープ+樋や水切りの雨筋が目立ちにくい - スモークベージュ(#C8BFB3)×チャコール(#333436)
→ 砂汚れ・花粉に強い。和洋どちらの外構にも合う - ライトグレー(#D2D4D6)×ブラック(#111112)
→ モノトーンで引き締め。サッシ黒の家と相性◎ - ミドルグレー(#A9ABAE)×ミルクホワイト付帯(#F5F5F3)
→ グレー主体でも重くならない“反転バランス” - くすみグリーン(#8FA59A)×ウォームグレー(#8C8680)
→ 自然・植栽と馴染む。彩度が低いので色褪せ目立ちにくい
※実色はメーカー見本帳で必ず確認。屋外の巨大面では1〜2段暗く感じます(面積効果)。
5. サイディングの“多彩仕上げ”はこう選ぶ
- 方向性:木目・石目・タイル調など**“模様の方向”**で縦横の見え方が変化
- クリヤー仕上げ:意匠を生かすなら耐候性の高いフッ素/無機系クリヤー
- セミ多彩:既存柄を活かしつつ薄くニュアンスを足す(高圧洗浄+目地再現が鍵)
- 完全ベタ塗り:柄が古く感じる場合はベース+目地色で立体感を再構築
6. ベース色・サブ色・付帯色の黄金比
ベース70〜80%:サブ15〜25%:付帯5〜10%
- 玄関周り・バルコニーをサブ色にして立体を強調
- 付帯は1色統一で高級感UP(バラすと散らかって見える)
7. 汚れ・退色を最小化する設計のコツ
- 雨筋対策:窓下・笠木・見切りに“差し水切り”を追加し筋跡を抑制
- 付帯は濃色/半艶でメンテ性UP(白付帯は筋が目立ちやすい)
- 北面は淡色×低艶で苔の視認性を下げる
- 海風側はSGL役物+SUSビスで錆流れの発生点を根本対策
8. 色別:外構との合わせ方
| 外構要素 | 似合わせ(同系) | くっきり(対比) |
| 玄関ドア・木調 | ベージュ/グレージュ | チャコール/ブラック |
| フェンス・門柱 | 外壁グレー系 | 木調アクセント |
| 屋根(SGL/黒系) | 外壁ライトグレー | ベージュ・くすみグリーン |
9. 価格感と工程(30坪・2階建・サイディング目安)
| メニュー | 標準仕様 | 価格(税込) | 工期 |
| シリコン3回塗り | 洗浄→下塗→中・上 | 70〜95万円 | 6〜8日 |
| フッ素3回塗り | 高耐候・退色抑制 | 90〜120万円 | 6〜9日 |
| 無機3回塗り | 最長クラス耐候 | 110〜150万円 | 7〜10日 |
| クリヤー塗装 | 意匠活かし | 80〜120万円 | 6〜8日 |
| ※足場15〜25万円別。屋根同時・雨樋同時で足場共用がコスパ最良。 |
10. ありがちな後悔と回避策
- 「白すぎた」 → A4見本ではOKでも面で眩しい:1段グレー寄りに補正
- 「濃色で熱ごもり」 → 西面のみ1段明るめ+遮熱塗料で調整
- 「付帯をバラバラ色に」 → 付帯1色統一で品よく見せる
- 「室内からの見え方が違う」 → 窓内側から見本を当てて逆光も確認
11. 豊川市・実例の“勝ちパターン”
- 三蔵子町|オフホワイト×ダーク付帯:清潔感+雨筋目立たず新築感キープ
- 一宮町|ライトグレー×黒サッシ活かし:モノトーンで外構の植栽が映える
- 蔵子町|ベージュ×木調ドア強調:温かみ+汚れカモフラージュが上手い
12. よくある質問(FAQ|10)
Q1. 近所と同じような色でも差別化できますか?
A. 艶・付帯色・玄関周りのサブ色で十分個性が出ます。
Q2. メーカー色番号だけで決めても大丈夫?
A. NG。屋外大型サンプル+試し塗りは必須です。
Q3. 何年持ちますか?
A. シリコン8〜12年、フッ素12〜15年、無機15〜18年目安(環境・下地で変動)。
Q4. ツヤはどれが無難?
A. 3分艶〜5分艶が最も後悔が少ないです。
Q5. コーキングの色は?
A. 外壁より半トーン濃いグレージュ/グレーで「影」に合わせると綺麗。
Q6. ベランダ・笠木の黒ずみが気になる
A. 差し水切り+高耐候シールを併用し、付帯は半艶の濃色で。
Q7. 2色使いの境目が曲がるのが不安
A. 見切り材を使うと直線が出てプロ感が増します。
Q8. 太陽光パネルがあるけど色に影響ある?
A. パネル黒系ならグレー〜ベージュが相性◎。反射の映り込みバランスが良い。
Q9. 汚れが最も目立たない色は?
A. 中明度のグレー/グレージュが総合バランス最良です。
Q10. ドローンで色の見え方は確認できる?
A. 可能。2階以上の見え方や屋根との全体調和を確認できます。
13. まとめ(これだけ守ればOK)
- 中明度・低〜中彩度を軸に
- 付帯は1色統一・半艶で
- A4以上屋外サンプル→1m角試し塗り→朝昼夕で確認
この3点を徹底すれば、豊川市の環境でも後悔ゼロの色選びが実現します。
会社情報
株式会社 参邑(サンユウ)
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