お家を建ててから何十年と経っていると気になるのは壁の塗り替えの時期。
いつがいいのか、どのタイミングがいいのか悩みますよね。
ましてや多額のお金がかかることなので慎重になるかと思います。
簡単なチェックを用意しました。
下記の中で1つでも当てはまったお家は専門家に相談してみてください。
外壁を塗り替えようか悩んでいる方にぜひ見て頂きたいです。
1.壁に亀裂(ヒビ)が入っている
2.壁を触ると白い粉が手に着く
3.壁に藻、カビ、コケが発生している
4.壁と壁の間の白いコーキングが割れている
どうでしたか。1つでも当てはまりましたか。
なぜ1つでも当てはまると危険なのか詳しく解説していきます。
1.壁に亀裂が入っている 危険度★ もしくは危険度★★★★★
壁に亀裂が入っている場合は、まずその亀裂の幅と深さに注目してください。
細い亀裂(ヘアクラック)の場合 危険度★
症状… クラック幅0.3mm以下、深さ4mm以下の微細なひび割れを指し、細い割れが発生している。
原因… 経年による塗膜の劣化
放置すると… 今すぐ影響はありません 。
構造クラック(大きな割れ) 危険度★★★★★
症状… クラック幅0.3mm以上、深さ4mm以下の割れが発生している。
原因… 地震や台風などで建物自体が力を受けてゆがんでしまったり、
ヘアクラックから構造クラックへと発展した形もある。また内部要因の可能性もあり。
放置すると… 水分や湿気が入りこみ、構造部分にも影響を与えてしまう可能性がある。
2.壁を触ると白い粉が着く 危険度★★★
チョーキングという現象です。
症状… 外壁を触った際に白い粉上のものがつく。
原因… 太陽からの熱や紫外線、風雨による劣化
放置すると…耐久性や防水性など本来の性能が低下。紫外線、雨水から外壁を守る効果がありません。
3.壁に藻、カビ、コケが発生している 危険度★★★
症状… 日当たりが悪いところに壁に藻やコケ、カビが発生する。
原因… 日当たりが悪く、湿気が溜まりやすい箇所に発生する。
また屋根においてはストレートな屋根は水はけが悪いことから発生しやすい。
塗膜の劣化によるものも考えられる。
放置すると…防水性が低下するため、雨漏りの原因になりやすい。
4.壁と壁の間の白いコーキングが割れている 危険度★★★★★
症状… 外壁材同志の隙間を埋めるための重鎮材であるコーキングが割れてしまっている。
原因… 経年劣化、台風や強風による外部の衝撃、外壁材の変形、施工不良が考えられます 。
放置すると… ひび割れ部分から雨が入り込む可能性があります。
水が入り込むことによって家の中がかびてしまう可能性もあります。
まとめ
どの現象も壁からのサインです。
このサインを見逃さずに、もし上記の項目にあてはまる場合はお近くの塗装会社へ外壁診断の依頼をおすすめします。