外壁のひび割れ補修で、よくある失敗事例としてよくあるのが、ホームセンターで売っている200円前後のシリコンコーキングで補修する方法です。
実は、この応急処置をした箇所の上から塗料を塗ると塗料が弾かれて、塗料が濡れなくなってしまいます。
そのため将来、外壁に塗装する場合は、このシリコンコーキングをすべて剥ぎ取らないといけなくなり、その作業費も余分にかかってしまいます。
これが、ひび割れの上からシリコンコーキングで補修するのは止めた方がよい理由です。
では、どうすればよいのか。
もし、自分で外壁のひび割れた所の応急処置したいなら、変成シリコンのノンブリードタイプを使うとよいでしょう。
なぜなら、ノンブリードタイプではないシリコンでコーキングして、その上から塗装すると、その部分だけ年数が経つと黒色に変色してくるからです。
この変成シリコンのノンブリードタイプは塗装業者のプロが使っているモノでホームセンターで購入できます。
これはあくまで応急処置ですので、ご注意ください。
ちなみに、外壁のサイディングの目地に、同じ変成シリコンやウレタンなどのノンブリードタイプを使います。
応急処置の適正価格は3~5万円
外壁のひび割れた所の応急処置を業者さんに依頼した場合、ひび割れ箇所の数や長さ・位置にもよりますが、材料費と人件費で3~5万円ほどです。
材料や塗る厚みなど、分からないこともあると思いますので、できるだけプロに任せることをお勧めします。