外壁塗装の見積もりを出す前に大切な「現地調査」(事前調査ともいう)
どの会社様もこの作業は必須となります。
でも知らない人に家を見られる、となると不安になる人もいるはず。
実際にサンユウがどのような「現地調査」を行っているのかを交えながら説明していきます。
目次
- 現地調査、事前調査とは
- 現地調査・事前調査ではどのような点を見ているのか
- 現地調査にかかる費用について
- 現地調査・事前調査の際に必要なものは
- 家の状態も合わせて確認します
- 屋根の上を見る方法
- 現地調査・事前調査で伝えておくと良いこと
- 現地調査・事前調査の前に概算だけ知りたい場合は
- まとめ
現地調査、事前調査とは
現地調査、事前調査は見積書作成のため、実際にお家の状況を調べることです。
人でいうならば病気の疑いがあるときに病院へ行って様々な検査をします。MRIや血液検査などをしながら病気の根本は何か、他にも病気があるのか、というのを調べていきます。
それらの検査を元にどのように治療を進めるかをお客様と相談して決めます。
家の現地調査も同じです。
お客様が外壁塗装してほしい理由を聞きながら、調査を行っていきます。調査人が外壁や屋根の劣化状況を確認し、そのお家ごとで必要な工事の内容を考えていきます。
入念な現地調査をすることによって、普段は気づかない外壁の状況や、なかなか見る機会のない屋根の耐久性や劣化具合も知ることができます。
また電話やメールにてお問い合わせの場合は、現地調査が初めてのお客様との顔合わせにもなります。
電話の雰囲気だけじゃなく、現地に来た人の仕事ぶりや話しやすさ、頼みやすさなどを知るキッカケにもなります。
現地調査・事前調査ではどのような点を見ているのか
現地調査で確認しているのは「家の劣化状況」です。
長年雨風・紫外線にさらされている家は、気づかないところでSOSを出している可能性もあります。
家が発するSOSがないか、細かくみていきます。
具体的に外壁に起こる現象として下記の4つが挙げられます。
・チョーキング
・クラック現象
・コーキングの割れ
・壁に藻・カビ・コケが発生している
これらの症状が外壁に起きているのか、またどのくらいの範囲で発生しているのかということを細かくみていきます。
すぐに塗装工事をした方が良いのか、まだ大丈夫なのかということも合わせて見ています。
現地調査・事前調査にかかる費用について
サンユウは現地調査、その後のお見積りに関して無料で承っております。
「契約書」のサインを頂くまでは費用は一切かかりませんので、安心してご相談ください。
現地調査・事前調査の際に必要なものは
お客様に用意して頂くものとしては「家の図面」があると調査時間が短く済みます。
なぜ図面が必要かと言うと面積の計算をして正確なお見積もりを出すためです。
ペンキはそれぞれの家に必要量だけ仕入れます。
家の平面図には細かな寸法が記載されていますので、それを見ながら正確なペンキの量を計算することができます。
図面は、現地調査に行った際にお借りし、近くのお店でコピーさせてもらいすぐに返却致します。
またもしご契約まで至らなかった場合は、責任もって廃棄致しますのでご安心ください。
図面がない方
もし図面が見つからない、紛失してしまったという方も、お見積りできます。
その場でスタッフが外壁の隅々まで測定し、窓や玄関など塗らなくてもいい場所を差し引いて計算をします。
家の状態も合わせて確認します
外壁や屋根の現地調査は壁の状態を確認するとともに、下記のようなお家の状態を確認します。
*凍害と同じ症状が出てる
*外壁の反りや割れ
*屋根のカケ
*板金の剥がし、釘の浮き など
また外壁に心配事が出ている場合の多くは、壁や屋根だけでなく他の箇所も老朽化していることが多いです。
サンユウが過去実際に外壁診断のときに気づいたお家の状況です。
*給湯器が取替時期
*雨漏りがしている
*コウモリの巣が屋根裏にできている
壁だけじゃなく、お家全体がSOSを出していることも多いのでプロによる目視でお家の状況を瞬時に判断します。
屋根の上を見る方法
少し前まで屋根の状態を判断するには、はしごを使い作業をしていました。
はしごで届く範囲や、2階から登れる場所の屋根ならば屋根の状況を知ることができましたが、3階建てやアパートの場合は足場を組んでからでないと判断ができないということもありました。
その場合、外壁だけのつもりが工事を進めてから屋根の塗装費用も必要になってしまったということもあり、お客様にとっては負担が増えることに。
そこでサンユウでは屋根の状況を見るのにドローンを導入しました。
ドローンで屋根の状況を知ることによりメリットとして
主に3つ!
早く、安全に、屋根の状況判断!
詳しく述べますと…
*これまでの作業時間に比べて短時間で屋根診断が可能
*屋根に登らないので転落の恐れがない
*ドローンで撮った写真をリアルタイムでお客様と確認作業が可能
*不在のご家族にも写真を共有することで屋根の状態が分かる
*工事するかの判断が明確になり、説明時も分かりやすい
今まで登るのに困難だった場所でもすぐに屋根診断ができるので安心です。
ただし強風、雷雨の場合はドローンの操縦が困難なため中止させていただいております。
現地調査・事前調査で伝えておくと良いこと
一般的な事前調査、現地調査の状況をお伝えしましたが、それを受けるお客様はどのようなことをその場で伝えた方が良いのでしょうか。
業者はその場で見たこと、お客様からのヒアリングを元に見積書を作成します。
そのため、要望は細かく伝えた方が業者もそれを汲み取り正確な見積書が作れます。
【例】
*具体的な予算
*他社と相見積もりをしている
*いつまでに作業完了したいか、もしくはいつから作業をしてほしいか
*雨漏りをしているかどうか(室内に雨染みや壁紙の捲れがある)
*塗装することで耐熱、断熱、遮熱、防水、防汚、防カビ・サビ…どの効果を期待するのか
*色のイメージを伝える(現在の色と同じか、イメージを変えたいのか…)
*(気になる塗料がある場合は)どの塗料が気になっているか
*その他家の不具合、家の中や外に関わらずなんでも伝える
*匂いに敏感かどうか
*以前に他社で工事を依頼したことがあるかどうか
など様々なことをお伝えしておくことで業者が見積りしやすくなると同時に、お客様が望んでいたお見積りが手に入り、比較がしやすくなります。
もちろんこれら全てのことをお伝えする必要はありません。
1人1人に適切なプランをプロが判断しますので、お任せで見積りも可能です。
ぜひ日々家に思っていることをお伝えして、スッキリ解決しましょう。
現地調査・事前調査の前に概算だけ知りたい場合は
現在、新型コロナウイルスの影響で非対面式で行われるサービスが増えてきています。
オンラインで仕事を行う人や、食事も自宅まで宅配し、会わずに受け取れとても便利な世の中になってきました。
そのような流れの中、外壁塗装の業界でもオンライン化が進んでいます。
そのサービスの1つとして「LINE見積り」があります。
LINE見積りはその名の通り、スマホ1つで見積りができるサービスです。
気軽に見積りができるとともに、塗装のプロと繋がれるので気になる質問もできてしまいます。
サンユウのLINE見積りの例
①LINEの画面より、「サンユウ」もしくは「参邑」を検索
②トーク画面から家の画像をお送りください。
画像や質問の答えを元に概算の予算を算出致します。
③完了
こんな方にオススメ
☑コロナなので非対面式で見積りがしたい
☑複数の塗装業者に会う手間を省きたい
☑概算だけ知りたい
☑塗り替えをすべきかの判断をプロにしてもらいたい など
LINEの活用法
LINE見積りは見積りだけじゃなくこんなときにも活用できます。
〇他社の見積りが適正か判断してほしい
他社で見積書を作成してもらったが、どうもよくわからない…。
この価格が普通なのか、高額なのか、安すぎるかの基準が判断できない。
そのような時は他社の見積書を写真に撮ってお送りいただけましたら
アドバイスとともにプロの目で適正価格がどうかお伝えいたします。
訪問販売で見てもらい見積書もらったけど本当に頼んでも大丈夫?というご相談も対応しておりますのでお気軽にLINEしてください。
現地調査の前に質問がしたい
塗装に関するQ&Aがいろんなサイトに載っているけど、どれが正しいのか分からない。
サイトによって質問の回答が違っている…。
また、家ごとの納期やいつから工事が始められるかなどの個別の質問はサイトに載っていません。
外壁塗装は頻繁に行わない分、慎重になります。
分からないことは事前に解決して、安心して業者に依頼したい!
というかたはぜひ事前にLINE登録して疑問をぶつけることをオススメします。
様々な不安を解決してから、現地調査をしてもらうといいかと思います。
まとめ
事前調査、現地調査で行われる内容はご理解頂けましたでしょうか。
どのようなことを行うのか、何のために行うのかということを理解した上で依頼をすると不安も拭えるかと思います。
また調査に来ている人は会社の顔です。
どのような雰囲気の会社なのかという判断基準にもなります。
塗装の工事は規模にもよりますが1ヵ月前後の期間がかかります。
長い期間作業をするので、安心して任せられる業者を見つけたいですね。