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【豊橋市 屋根改修】葺き替えvsカバー!後悔しない選び方とは?

屋根の改修は家の耐久性や快適性に直結する重要な工事です。葺き替えとカバー工法のどちらを選ぶかで費用や耐久性が大きく変わるため、適切な選択が求められます。

1. 屋根改修の基本と選択肢

屋根は住宅の中でも最も外部環境にさらされる部分で、雨風や紫外線、雪や強風などの影響を直接受けます。劣化を放置すると、雨漏りや建物の構造被害につながるだけでなく、断熱性能や省エネ性能にも悪影響を及ぼします。
屋根改修を行う際は、「葺き替え」と「カバー工法」のどちらを選ぶかが重要です。どちらの工法も一長一短があるため、屋根の状態や建物の条件、予算、仕上がりのデザインなどを総合的に考えて選ぶ必要があります。


1-1. 葺き替え工事とは

既存屋根材を撤去して新規屋根材に交換

葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて取り除き、新しい下地と屋根材を設置する工法です。下地の損傷や腐食も確認できるため、必要に応じて補修や強化を行えます。これにより、屋根全体の耐久性と安全性を長期間確保できます。

メリット
  • 下地まで徹底的に点検・補修可能
    劣化した下地を補修することで、雨漏りや構造被害のリスクを大幅に低減できます。

  • 屋根材や形状の自由度が高い
    ガルバリウム鋼板、陶器瓦、スレートなど多様な屋根材から選べます。形状も変更可能で、家のデザインに合わせた施工が可能です。

  • 断熱性・遮熱性の向上が可能
    屋根材と一緒に断熱材や遮熱塗料を組み合わせることで、室内温度の上昇を抑え、省エネ効果も期待できます。

  • 長期的に安心できる工法
    20〜30年以上の耐久性を持たせることができ、将来的な補修費用を抑えられます。

デメリット
  • 工事費用が高め
    屋根材の撤去や廃材処理、下地補修などが必要なため、費用は高額になりやすいです。

  • 工期が長くなる
    一般的に1〜2週間かかるため、天候によってはさらに延びる場合があります。

  • 廃材処理の負担がある
    古い屋根材や下地材の処分費用が発生するため、予算計画が重要です。


1-2. カバー工法とは

既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる

カバー工法は、既存屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねる工法です。撤去作業が不要なため、工期が短く、廃材処理費用も抑えられます。既存屋根を保護しながら施工できるので、環境負荷も少ないのが特徴です。

メリット
  • 工期が短く費用を抑えやすい
    一般的に3〜7日で施工できるため、工事期間中の生活への影響を最小限にできます。

  • 廃材処理費用が少ない
    古い屋根を撤去しないため、廃材処理にかかるコストが削減できます。

  • 環境負荷が低い
    既存屋根を活かすことで廃棄物を減らせ、エコな工法といえます。

  • 部分的な断熱・遮熱の補強も可能
    新しい屋根材と組み合わせて断熱材を敷設できる場合があります。

デメリット
  • 下地の劣化が見えにくい
    既存屋根を覆ってしまうため、下地の腐食や損傷が発見しにくく、雨漏りのリスクが残る場合があります。

  • 屋根の重量増に注意
    既存屋根材+新規屋根材の重量が増えるため、建物の耐荷重や耐震性を確認する必要があります。

  • 屋根材の種類に制限
    重量や厚みのある屋根材はカバー工法に向かないことがあります。


2. 工法選びのポイント

屋根改修で失敗しないためには、屋根の状態、建物構造、予算、工期、デザイン性を総合的に判断する必要があります。


2-1. 屋根材・下地の劣化状況を確認

下地の腐食や損傷がある場合は葺き替え

下地に腐食やひび割れがある場合、カバー工法では補修できません。葺き替えで根本から修復することで、長期的な耐久性を確保できます。特に築15年以上の住宅や、雨漏りが頻発している住宅では、葺き替えが推奨されます。

軽微な劣化ならカバー工法も選択可能

屋根材の劣化が軽度であれば、既存屋根を活かすカバー工法で費用を抑えつつ、防水性能を維持できます。劣化状況によっては、下地の補強を追加して施工することも可能です。


2-2. 建物の構造や耐荷重を考慮

屋根の重さ制限を確認

カバー工法では、既存屋根の上に新しい屋根材を載せるため、建物が追加重量に耐えられるか事前に確認が必要です。耐震性や老朽化の度合いもチェックして、安全性を最優先に判断しましょう。

葺き替えなら重量調整が可能

既存屋根を撤去することで、軽量素材への変更や下地補強が可能です。これにより、耐震性能の向上や断熱性能の強化も実現できます。例えば、重い瓦屋根から軽量ガルバリウム鋼板に変更することで、地震時の負荷を減らすことができます。


2-3. コストと工期の比較

葺き替えは100〜200万円以上かかるのが一般的で、工期は1〜2週間程度です。カバー工法は70〜150万円程度で、3〜7日で施工可能です。
工期や費用は、屋根の大きさ、材質、下地の劣化状況、天候によって変動します。施工計画の段階で複数業者に見積もりを依頼すると、より正確な費用と工期が把握できます。


2-4. デザイン・機能性の選択

葺き替えは、屋根材や色の選択肢が豊富で、断熱材や遮熱塗料も組み合わせ可能です。デザイン性を重視する場合や、長期的な快適性を追求する場合に適しています。
カバー工法は施工が短期間で済むため、費用を抑えつつ外観をリフレッシュしたい場合に適しています。材質や色の選択肢は葺き替えより制限されますが、最近は軽量でデザイン性の高いカバー材も増えており、選択肢は広がっています。

3. 耐久年数と工法の比較

工法 耐久年数の目安 費用の目安 工期 メリット デメリット
葺き替え 20〜30年(使用屋根材により変動) 100〜200万円以上 1〜2週間 下地まで補修可能、屋根材や形状の自由度が高い、長期耐久性がある 費用が高い、工期が長い、廃材処理費用がかかる
カバー工法 15〜25年(下地の状態に依存) 70〜150万円程度 3〜7日 工期が短く費用を抑えやすい、廃材処理費用が少ない、環境負荷が低い 下地劣化が見えにくい、屋根の重量増に注意、素材制限あり

4. 信頼できる業者選び

4-1. 実績と地域密着

地域の気候や住宅特性に精通した業者は、最適な工法や材料を提案できます。口コミや施工例も参考にしましょう。

4-2. 保証とアフターサービス

施工後の保証制度や定期点検サービスがある業者は、長期的に安心して住めます。

まとめ

屋根改修は葺き替えとカバーの選択、屋根状態や建物条件の確認、信頼できる業者選びがポイントです。適切な工法と施工業者を選び、長期的に安心して暮らせる屋根改修を実現しましょう。

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