【東三河】外壁塗装・リフォームの助成金について
外壁塗装やリフォームには大きな費用がかかります。
できるだけ助成金や補助金を活用して価格を抑えたいと考えるのは、多くの方に共通する思いでしょう。
弊社サンユウでも、「外壁塗装を検討していますが、助成金は使えますか？」というご相談を多くいただいております。
ここでは、当社が拠点を構える東三河（豊川市・豊橋市・蒲郡市・新城市）を中心に、2025年時点での助成金・補助金制度の最新情報を整理してご紹介します。
目次
- 1. 国の外壁塗装に関する助成金
- 2. 豊川市の助成金制度
- 3. 豊橋市の助成金制度
- 4. 蒲郡市の助成金制度
- 5. 新城市の助成金制度
- 6. リフォームの補助金制度（子育てグリーン住宅支援事業）
- 7. まとめ
1. 国が行う外壁塗装の助成金について
2025年時点でも、外壁や屋根の塗装工事を単独で対象とする国の助成金制度は確認されていません。
そのため、工事を検討される際には、自治体の制度や別の国の補助制度（断熱改修・省エネ設備など）と組み合わせる必要があります。
2. 豊川市の助成金制度について
豊川市では「屋根・外壁塗装のみ」で受給できる助成金制度は、2025年現在、確認されていません。
ただし、耐震改修を伴う住宅リフォームに関連する助成金制度があります。
- 対象：木造・非木造住宅の耐震改修および、同時に行うリフォーム工事
- 補助額：リフォーム工事費の20％、上限20万円
※外壁塗装のみを目的とした工事は対象外です。制度の要件をよく確認しましょう。
3. 豊橋市の助成金制度について
豊橋市では、屋根や外壁塗装のみを対象とした独自の助成金は2025年時点で確認されていません。
ただし、空き家改修・利活用支援補助金などで、外壁・屋根の改修を含む場合があります。
→ 通常の居住用住宅で外壁塗装のみを行う場合、制度利用の可能性は限定的です。
4. 蒲郡市の助成金制度について
蒲郡市でも「屋根・外壁塗装のみ」を目的にした助成金制度はありませんが、
住環境整備促進事業費補助金などのリフォーム支援制度があります。
- 補助額：工事費の20％（上限20万円）
- 対象：住宅の改修工事、防犯対策、外構（フェンス・カーポート等）の設置など
→ 外壁塗装単独よりも、住環境向上を目的とした複合リフォームが対象です。
5. 新城市の助成金制度について
新城市では「屋根や外壁塗装のみ」を対象とした制度は確認されていません。
ただし、空き家改修事業補助金や住宅耐震化促進事業が実施されています。
- 空き家改修事業補助金：改修費の2分の1、上限30万円（条件により最大70万円）
- 耐震化促進事業：無料診断や耐震改修への補助金制度あり
→ 外壁塗装のみを目的とした補助は対象外ですが、耐震改修や空き家再生と併せて申請が可能です。
6. リフォームの補助金制度（子育てグリーン住宅支援事業）
2025年の国の主要リフォーム支援制度は、「子育てグリーン住宅支援事業（住宅省エネ2025）」です。
概要：
・対象：既存住宅のリフォーム。登録「グリーン住宅支援事業者」と契約することが必須。
・必須工事：下記①〜③のうち2つ以上のカテゴリーを実施。
①開口部の断熱改修 ②躯体（外壁・屋根・床等）の断熱改修 ③エコ住宅設備の設置
※④〜⑧（任意工事）は①〜③の実施後に申請可。
他制度との連携：
先進的窓リノベ2025、給湯省エネ2025の交付決定がある場合は、それぞれ①・③を実施したものとみなされます。
補助額：
・Sタイプ（①②③すべて実施）…上限60万円／戸
・Aタイプ（①②③のうち2つ実施）…上限40万円／戸
スケジュール：
・工事着手期間：2024年11月22日〜
・交付申請期限：2025年12月31日（※予算に達し次第終了）
注意点：
外壁塗装のみでは対象外です。対象工事（断熱改修や省エネ設備導入）を組み合わせることで補助申請が可能となります。
7. まとめ
2025年時点で、東三河地域において「外壁塗装のみ」を対象とした助成金・補助金制度は限られています。
したがって、補助金ありきではなく、まずは工事内容を明確にし、利用可能な制度を個別に確認することが重要です。
制度を活用する場合は、
・着工前の申請が必要
・登録施工業者との契約が条件
・予算上限による早期締切の可能性
といった点にもご注意ください。
※本記事は2025年11月時点の情報をもとに作成しています。最新情報は各自治体・国土交通省の公式サイトをご確認ください。
